戦闘メカザブングル_get it
キャラクター解説
シビリアン イノセントその他
 
■アイアンギアー
>>ジロン・アモス
>>エルチ・カーゴ
>>ラグ・ウラロ
>>ブルメ
>>ダイク
>>チル
>>ファットマン・ビック
>>コトセット・メムマ
>>プロポピエフ・サンドーラ
>>キャリング・カーゴ
>>ガルロとマーレとハイヤ
>>ローズ・サンドーラ
>>キキ、ルル、ミミ
ジロン・アモス
ザブングル

1.基本プロフィール・性格・容姿

戦闘メカザブングルの主人公。惑星ゾラでは絶対的なの”3日間の掟”を無視して両親の敵討ちのためティンプを追い続ける16歳。
周囲の失笑を買いつつも自分のやりたいようにやる性格で知らず知らずの内に周囲の人々を巻き込んでいくパワーに満ちた”新世代のシビリアン”である。
物語はジロンがその敵討ちのためザブングルを盗み出すことから始まることになる。

”土饅頭””メロン・アモス”などのニックネームを付けられるなど、びっくりするほどの丸顔、その割に女性には何故かモテておりエルチ・ラグ・チル・マリアなど彼に好意を示す女子は後を絶たない・・・。

身長170cm、赤毛の髪に黒の瞳、ナカナカ筋肉質である。一見ツナギに見えるセパレートのダークブラウンにイエローの戦闘服をグリーンのゴーグルと共に着用、ちなみに戦闘服は1話でメディック医師からもらったもの・・・捨てるつもりだったものらしい・・・。
1話冒頭のみウエスタン調の私服である。

力技っぽいところも含め並はずれたウォーカーマシンの操縦技術を持っており33話のカプリコタイプを撃ち落とすシーンではビリンが感激する場面がある。

アイアンギアーではブルメと相部屋で2段ベッドは下をジロンが使用していた。ぶつかることも多かった二人だがなぜかずっと相部屋であった。

2.新世代シビリアンの象徴

第12話で今まで考えられなかった”聖域”とまで言われたイノセントのドーム内で暴れまわることをキッカケにイノセントから”新世代シビリアンの象徴”として注目され始める。
Pポイントの一級司政官ビエルに監視され始め、物語中盤にはイノセントの最高権力者アーサー・ランクにまで”話がしてみたい”と言われるほど知れ渡っていた。
いわゆる人類再生計画という”このゾラに適応した強い人類作り出し全権を彼らに渡す”という成果として注目されていた。

”3日間の掟”を完全無視する姿勢も以前のシビリアンには見られなかったものとして着目されていたようだ。
5話からアイアンギアークルーとなった後も14話まで両親の仇ティンプをしつこく追い、その後27話~45話はイノセントに洗脳されたエルチを取り戻すために執念を見せる。

14話でPポイント、26話でLポイント、28話ではKポイントを破壊、42話からはカタカム・ズシムに代わりソルトのリーダーとなっていく。

その強いこだわりと信念は惑星ゾラのイノセント支配を打ち崩し新しい時代を切り開いていくことになる。

3.使用銃器・マシン等

ウォーカーマシンは1話~25話はザブングル2号機を使用(23話では1号機を使用)25話のカラス・カラスとの戦闘でザブングルの機体を使ってランドシップの変形を阻止するというムチャをやったため2号機は大破。1号機はラグ、エルチなどが使用しラストまで稼動し続けた。

26話~50話はウォーカー・ギャリアを使用、本来キッド・ホーラに提供されるはずだった機体だがLポイントでジロンが奪取し搭乗することになる。ギャリアも最終回まで稼動しラストでは戦いの終わりを告げるようにザブングル一号機とともに荒野に放置されることになる。

その他2話では一輪バイク、ホバージープ。14話ではイノセントのホバーヘリRRRを使用しているシーンもある。ホバギーなども必要に応じて使用した。

4.エピソード等

  父は鉄の腕といわれたロックマン。
  物語開始前はずっとロックマンをやっていたようで2話でザイラーに雇われる際にそんなコメントをしている。
  2話と40話で飛んでる岩の上を走るシーンがある。ちなみに40話の方はブルメとダイクと一緒だった。
  5話でフォークを投げホーラの手に命中させていた、21話では拳銃でダッガータイプのサーチライトを撃ちぬく腕前を見せている。
  5話で一応アイアンギアーから給料が出てるらしいセリフがある・・・ただし滞っているそうです。
  6話で”エルチに一宿一飯の恩義”があると難しいこと言ってる。
  ティンプの写真を持っており8話でそれを使って街で聞きこみをするシーンがある。
  7話でホッターのオアシスで泳ぐシーンあり・・・カナズチではないようです。
  8話バーに入ったジロンはサボテンジュースを注文。
  基本女性には手を挙げないが22話でラグを愛情を込めてボコボコにするシーンがある。逆に27話ではトロン・ミランにボコボコにされている。
  料理の経験はないようで23話にラグに作ったサンドイッチが最悪だった。
  33話でドラム缶風呂に入りながらナカナカ味のあるカタカムのモノマネをしていた。
  高いトコから飛び降りて脚から全身に震えが走る感じの未来少年コナンを意識した着地シーンが幾度かあった。
  43話で文字を書くシーンあり・・・ちゃんと教育受けてるとは思えないけど読み書き出来る。
  45話でアーサー・ランク、チルと共に人工衛星中継に出演。
  49話で” そう簡単に死ぬかよ アニメでさ!”の有名なセリフあり。
  ザブングル以前の企画から主役としてデザインされていたキャラクターだった。
  当時発売されたレコード”ザブングル・パーティー”の付録ポスターには成長したチルと一緒にいる様子が描かれている
>>INDEXへ  >>ページトップへ
エルチ・カーゴ
ザブングル

1.基本プロフィール・性格・容姿

惑星ゾラで3本の指に入る運び屋、キャリング・カーゴの一人娘で彼の死により5話からアイアンギアーの艦長としてカーゴ一家を仕切っていくことになる。

”地上に文化の花を咲かせる”のが夢。アイアンギアー艦長にも”仕方なくなった”という感じで就任当初は”辞めてもいい”的な発言も何度かあったほど。
文化的な生活へのあこがれと艦長をいう現実のギャップに悩む16歳の女の子である。

5話から本格的にアイアンギアーのクルーとなったジロン・アモスに好意を持ちラグ・ウラロと彼を巡っての言い合い、罵り合いはすさまじく、自称”文化人”と言いつつ粗野な言動や行動が多かったりする。

イイ男に弱く惚れっぽい面がある。イノセントのビエルや家出した18話で出会うエル・コンドルなどなど・・・イノセントの最高権力者アーサー・ランクに出会った時も”イイ男ならアーサー様でいい”と言ってみたりとかなりの面食いである・・・・なぜ丸顔で饅頭のようなジロンを好きになったのかイマイチ分からない・・・。

数あるザブングルのキャラクターの中で最も波乱万丈だったのがエルチだった。突然アイアンギアーの艦長になり27話でイノセントに拉致され生体実験で洗脳されジロンやアイアンギアーと戦うことになり、最後は失明してしまうなどなど・・・。

身長は155cmと割りと小柄。メロウグリーンのウェーブの掛かったロングヘアーに赤のヘアピン、ブルーの瞳、そして最も服装のバリエーションが多かったのも彼女である。

アイアンギアーのブリッジなどではミニのブルーホワイトのワンピースを着ておりそれにパープルのブーツを合わせていた。バスト部分はセパレートになっておりベルトにナイフを3本差している。

ウォーカーマシンで出撃の際はオレンジの作業服のようなものを着用していた。ベルト、ブーツ等各所ブラウンで背中部分マント状になっているのが特徴。通常しないが4話でレッドブラウンのゴーグル使用していた。

通常他のクルーは下着で眠るが彼女は脚のトコがスケスケのイエロー系のネグリジェを着ていた、21話26話などで妙に色っぽい姿を見せている。

イノセントで洗脳され戦士に仕立て上げられてから34話~45話で趣味の悪いレースクイーンのようなカッコをし始める・・・。黒のビッタリしたインナーにピンクのハイレグの水着っぽいコスチューム、ブーツ・ヘアバンド・リストバンドもピンクでかなり悪趣味・・・腰にサーベルを差し、しかもこの時メイクもしておりきついアイシャドウをしていた。

イノセントに拉致された当初28話~32話はシルクのターコイズブルーのワンピースを着用。

2.使用銃器・マシン等

達人並みのナイフ使いで百発百中の腕前、1話でブルメの額に傷を付けずヘアバンドのみ切るワザも見せている。そのため拳銃はあまり使用しないが使うときはベレッタM84を使用、ウォーカーマシンはザブングルに搭乗することが多かった。

ランドシップはアイアンギアー→新アイアンギアー→ギア・ギア→エンペラー改(キャリング)と4艦乗り継いでいる。
その他1輪バイク、ホバギー、ホバージープなどなど器用に乗りこなしていた。

3.洗脳

エルチの生体実験による洗脳は元々アイアンギアーのチームワークを乱すためビエルが発案したもの。部下のドワスを通じてキッド・ホーラに拉致命令が出されゲラバ・ゲラバによって実行された。
ただイノセントへ仲間入り出来ると説明されたエルチはワリと素直に従っていたようだ。

ジロン、アイアンギアーを敵と思わせる洗脳プロジェクトは28話から開始され31話ではもうジロンにバズーカを向けるという状態にまでなっていた。しかし29話から洗脳ブロジェクトを担当したDrマネはエルチの強い精神力にプロジェクトが進まないという発言をタビタビしている。

ただ洗脳が完了した後も自らのランドシップに無意識に父の名前を付けてみたり、フッとした時に”ジロン好きよ・・”とつぶやいてみたり、そしてジロンにキスされると一瞬以前の彼女に戻ったりする場面がある。

45話でアイアンギアーに連れ戻された後メディック医師による治療が続くがイノセントの最新技術で施された洗脳は解けず、最終的には余命少ないアーサー・ランクが彼女と人格移植のようなものを行い洗脳はようやく解除されることになる。

エルチの洗脳は”洗脳”と”カシム・キングの人格をコピー”という二重の施術が施されていたものだった。

4.恋愛

●ジロン・アモスとの関係
美形好きのエルチだかナゼか”土饅頭”のジロンにはほぼ全編を通じて好意を持っていた。6話あたりからカレへの好意を見せ始め、彼をめぐりラグとは壮絶なやり合いを見せる、ちなみに6話サブタイトルもエルチのセリフ”あんたジロンのなんなのさ”から取られていた。
9話でマリマ・マリア登場の際も彼女とのいい雰囲気を感じ取ってふくれっ面をしている場面があり18話19話に至っては相手にしてもらえないため家出というかなり思い切った行動を見せた。

27話以降イノセントにより洗脳を施されジロンと敵と思わされた後も彼からキスされると一瞬だが元の彼女に戻ったり酔ってジロンの名を呟いてみたりとその思いの強さを表すシーンがシバシバある。

洗脳を解かれた後の最終決戦で失明しアイアンギアーを出ていくが追いかけてきたジロンに戻るよう説得されるがその際にもギャリアの手の上で強くキスするシーンがある。

● ビエルとの関係
残念ながらエルチの一方的な片思いだった。
12話、Pポイントの責任者として登場し手形のアイアンギアーの契約義務違反やPポイントの格納庫で暴れたジロン達の件をスマートに処理して見せた。
”文化的な生活””イノセント””美形”とエルチの好きな要素すべてを満たしていたのがビエルだった。

そして13話ではビエルに会いたいために乗員全員下ろしアイアンギアーで単身ポイントに戻るという暴挙に出てしまうほど彼に心奪われてしまうことになりその後”光の昇天”を見た後もなぜかビエルに感謝するほど。

エルチの思いはイノセントの一級司政官に届くはずもなくビエルは後にエルチの洗脳計画を立て最後はそのエルチの部隊の銃弾に倒れることになる。

●エル・コンドルとの関係
18話~19話にエルチは艦長でありながらアイアンギアーを出ていってしまう。
自分の艦長としての力量不足とジロンなどに女性扱いされないということが原因だった。森の中でホーラの部下に追い詰められた際助けられたのがエル・コンドルだった。

ビエル同様”文化的で美形”な彼に好意を持ち共に生活するつもりでいたものと思われる。結局彼の戦死によりアイアンギアーとジロンの下に戻ることになる。

その他47話でアーサー・ランクと対面した際最初ビエルと間違えるが”イイ男ならアーサー様でもイイ”とはしゃいでいた。
なお当時のレコードザブングル・パーティのイラストではファットマンと結婚し子供も設けている様子が描かれている。

5.エピソードなど

・エルチの手形番号はM73106
・父キャリングをあまり好んでおらず亡くなった時も割りと冷静でサッパリしていた。
・3話で食器無しで肉を食べるシーンがある。文化的な彼女は慣れておらずギコチナイ。
・18話でコトセットとジロンに胸をスリスリする逆セクハラのようなシーンがある。
・21.26話登場のネグリジェ、ラフ段階ではほぼ全部スケスケだったらしい。
・28話入浴シーン、31話でオールヌードシーンあり。
・幼少期(10歳)ファットマンを金10枚で買う。
・イライラするとファットマンを殴ったりマイクをブツケたりする。
・26話でイノセントから攻撃を受けショックで気絶。
・40話でお酒を飲むシーンあり・・・エルチは未成年。
・ザブングル以前の企画から存在したキャラクター

>>INDEXへ  >>ページトップへ
ラグ・ウラロ
ラグ・ウラロ

1.基本プロフィール・性格・容姿

子供だけのブレーカー集団”サンドラット”の女リーダーで16歳。身長165cm、ブルーの髪を右側で黒の髪留めでまとめたヘアースタイル、エメラルドグリーンの瞳で16歳という年齢のワリに大人っぽい雰囲気、アイアンギアーに乗船した際設備を見て回ったりガルロ達を機関部に配置したりとリーダーシップも発揮している。
エルチが不在のアイアンギアーの指揮を取ることも多く非常に頼りになるコである。

リーダーという立場からか男っぽくサバサバした印象で45話でイノセントの最高権力者アーサー・ランクから”カエルのように元気な方”と言われたりもするが実は非常に繊細な女の子。

一話で出会ったジロンが気になりザブングルを手に入れようとする彼に手を貸し行動を共にするようになる。アイアンギアーに乗り込んだ後彼を巡ってエルチ・カーゴと頻繁に対立することになる。

通常グリーン系のツナギの服を着ており袖はノースリーブで脚部は膝丈。首に赤のストールを巻き背中側にマントにように流している、同色のレッグウォーマーを着けているがなんか暑そう。・・・。
戦闘に耐えうるように両手首にグリーン系のリストバンドと肩、肘、膝にプロテクターを装着している、そしてブーツもグリーン系でまとめている。

腰の火器携帯用のホルスターは左右に計2つ。
通常しないが2話と4話で砂嵐対策に赤のゴーグルを使用していた。ほかに20、21話ででは丈の長い赤の長袖Tシャツを着用している。

ちなみにエルチと違い文化的な生活と無縁な彼女はいつもノーブラで7話でオアシスで泳ぐ際もショーツ一枚で飛び込んでおり16歳とは思えないなかなかのプロポーションをさらしていた。ついでに20話では森ヒルに刺されその毒を抜くのにドラム缶風呂に入浴するシーンもある。

アイアンギアーではチルと相部屋で2段ベッド(ラグが上でチルが下)で仲良く寝ている。この部屋はエルチが以前使っていたため床にカーペットが敷いてあるなど仕様が豪華、通常クルーは船員室を使用するがこの部屋は客室だったりする。

2.使用銃器・マシン等

H&K.P7という自動拳銃とランチャーマグというピストル型グレネードランチャーを使用、1話冒頭でもダッガータイプをランチャーマグで見事に命中させていた。 マシンの操縦にも長けておりホバギーはもちろんのことザブングル1号機(23話では2号機)やトラッド11、22話アイアンギアーの敵として自ら200ギャラントで購入したギャロップ・タイプに搭乗している。

3.恋愛

全編を通じてジロン・アモスに好意を抱いているがアッケラカンとした明るい調子で彼への思いを表現することが多かった。ただ思いは真剣そのもの、時に他のオトコに浮気するものの最終話では彼に走り寄り思いっきりキスするシーンがある。

●ジロン・アモスとの関係
1話でラグが率いるサンドラットがジロンに助けられた時から彼に興味を持ち行動を共にするようになる。アイアンギアー乗船後の6話からははっきりと彼への思いを表現し始めエルチ・カーゴとはジロンを巡って幾度もぶつかり合っている。

とはいえ20話~22話では三角関係に疲れ家出ならぬ船出をしジロンを意識しつつアコン・アカグと恋仲になる。そして強がったあげく破れかぶれになったラグはホーラに加勢しエルチの命を狙うまでに・・・そんなラグに涙ナガらに拳を振るうジロンの真剣さを感じ取り再びアイアンギアーに戻ることになる。
その後監禁された際ジロンの作った愛情のこもった・・・しかしカラシが効きすぎてクソまずいサンドイッチを嬉し涙を流しながら食べるシーンがある。

その後30話から搭乗したソルトのリーダー、カタカム・ズシムと恋人同士になるがこちらはジロンへの当てつけではなくリーダー然として今までにいないタイプの彼に惹かれ自然に恋愛をしているといった様子、ただすぐに実戦経験が乏しく力量不足の彼に愛想を尽かすことになる。

40話ではヒラヒラのドレスをチルから”コレ着たらジロン鼻血ブーよ”と言われた際頬を赤らめ”そ、そうかな・・”と言ったり48話ではジロンに胸を押し付けてみたり彼への好意を可愛らしく表している。

●アコン・アカグとの関係
20話でジロンをめぐってのエルチとの三角関係に疲れたラグがアイアンギアーを出て出会ったのがアコン・アカグである。ラグは純真で自分を”女の子”として扱ってくれる彼にジロンにはない感触に好意を持つ。

彼のために迎えに来たジロン達を追い返したりザブングルを盗みだしたりとかなり大胆なこともやってのけていた。

ただ振り向いてくれないジロンを意識してのこと、アコンがアイアンギアーと交戦する際にも気が気でない様子だったり彼の純粋な愛情に”どうなっちまうの~この先さ~”と自問自答するシーンがあったりする。

アコンはホーラの策略で21話でダッガータイプに乗って交戦中死亡、ラグはアイアンギアーにも戻れず居場所を無くしてしまう事になる。

●カタカム・ズシムとの関係
30話で打倒イノセントを掲げる組織ソルトのカタカム・ズシムと出会う。カリスマ的なリーダで大人の彼とラグはあっという間に恋仲になる。
31話では彼の演説にウットリしたり34話では苦手なスキーの手ほどきを受けたりと仲睦まじいシーンが多く見られる。

アコン・アガグの時はジロンを意識してのことだったがカタカムとの関係は自然発生的で純粋なものだった。

しかし34話あたりから実戦不足と表面的で実力を伴わない彼に嫌気を感じ始め39話でマリア・マリアを見殺しにしようとしたことでラグはカタカムに愛想を尽かす。

ちなみに最後はオッサン呼ばわりするまでになる・・・・・

●アーサー・ランクとの関係
44話でイノセントの最高指導者であるアーサー・ランクをヨップから連れ出す。その美少年っぷりに恋愛と言うより好きな芸能人にはしゃぐファンと言った感じでそういう意味では女の子らしい様子が見てとれる。

4.エピソードなど

  1話ではナゼか声が高く少女っぽい声で演じられている。
  4話で突っ走るジロンに真剣な表情をして”あんた怖いコだね、誰も彼も巻き沿いにして”と真剣に諭し警告するシーンがある。
  20話でアコン・アカグがハーモニカを奏でるシーンがあるがハーモニカの存在を知らなかった。
  アイアンギアーに乗り込んだ理由はこのランドシップを手に入れるためだった。13話でガルロたちにそのために機関員をヤラせてるというセリフがあったり16話でサンドラットでそのことを倉庫で密談するシーンがある。
  26話で登場するウォーカー・ギャリアに最初にジロンと共に乗り込みその性能に驚嘆する。
  33話でアッカンベーっぽい顔をコトセットにするがその表情が死ぬほど怖い・・・・。。
  44話で虫歯があることをジロンに指摘されている。
  当時発売されたLPレコード”ザブングルパーティ”の特典ポスターに物語のその後が描かれている。髪をロングにしてブルメと共に行動をしている大人っぽいラグの様子が描かれている。
  初期のラフ設定を見るとセミロングでストレートのの正統派美人風のスケッチが存在する。
  ラグの使用するランチャーマグは第二次世界大戦でドイツで使用されたピストル型グレネードランチャーがモデル
>>INDEXへ  >>ページトップへ
ブルメ
ブルメ

1.基本プロフィール・性格・容姿

15歳、身長142cmと小柄だがラグ率いる子供だけのブレーカー集団サンドラットの実質NO.2~資料によっては名前が”ブルメ・ブルメ”となっている。
皮肉屋で斜に構えたトコロがあるが根はやさしくイヤイヤながら人助けをしてしまうという場面がしばしばある。

サンドラットのリーダーで1つ年上のラグが気になるようで1話でジロン登場時、彼に興味を示すラグに眉をしかめていた。彼とはのちのちぶつかり合うこともあるが最終的には行動を共にし一目おく関係と言える。

瞳はオレンジブラウンでボリューミーな紫色の髪をしており常にヘアバンドをしている。ゴーグルはタマにしかしないがちゃんと首からさげておりコダワリがあるのか釣り目っぽい形状をものをしている。耳あては必要に応じ装着している。

服装はブラウン系のツナギ状でノースリーブ、脚部のスソはフリンジ状でちょっとウエスタン風な雰囲気になっている。
短めのポンチョのようなものを着けており服の色に合わせたブラウン系の布のようなものを肘、ヒザに巻いている。
ブーツも同じくブラウン系である。

ちなみに腰のホルスターは大型のものを右側に1つ下げている。

2.使用銃器・マシン等

エンフィールドNo.2という中折れ式リボルバー拳銃を使用、銃器が好きなのか手入れをしているシーンが多く見られた。38話ではアイアンギアーのブリッジがらエルチを狙撃するシーンがありその際はウィンチェスターライフルを使用している。共用のM-31-A1/81mmロケットランチャーも多く使用。

非常に器用でホバギー、ホバートラック等の運転もこなし、6話でジロンの指導のもとウォーカーマシンに初搭乗してからはトラッド11やザブングル1号機、ウォーカー・ギャリアなど使用した。32話では不慣れなソルト隊員にエンジンの掛からないトラッド11をクランク棒を使用し始動させてやったりとこの頃にはベテランの風格、33話ではイノセントのビエルと共に赤のレッグに搭乗している。
36話では自らのランドシップ、ガバン級のウルフタイプで登場するなど多種多様のマシンを使用した。

3.恋愛

ラグ・ウラロに好意をもっておりジロンの登場は気が気でなかったようだ。常々アイアンギアーを降り、以前のサンドラットの生活に戻るべきと考えており32話でラグに告白しようとするがラグ自身に制止されてしまう。
その後アイアンギアーを出ていく際”俺と一緒に来てくれると思ったけどな・・”とつぶやくように言うシーンもありあまり恋愛ではイイことがなかったようだ。

ちなみにビリン・ナダにも軽~い感じでちょっかいを出している。33話彼女の初登場はソルトレイクタウンでなんとブルメにナンパされるシーンだった。44話ではホバートラックの運転中、ビリンの膝に寝転がってジャれていた。

4.船出

家出ではなく船出、はアイアンギアーでは何度も起きている。18話~19話のエルチ、20話~22話のラグ、そして物語の前半ティンプを追ってジロンはプチ船出を繰り返していたりと結構な回数起こっている。

中でも最大?のものが32話~36話のブルメの船出だ。

原因はエルチを連れ戻すことにこだわり過ぎるジロンとの対立だった。32話で二人は殴り合いにまで発展しブルメはアイアンギアーを出ることを決意する。

当初ブルメ本人・ラグ・ダイク・ハイヤー・マーレーとかつてのサンドラットの生活に戻るためアイアンギアーを出ることを考えるがラグに断られ結局彼女を除く4人で船出、しかしカタカムの説得により3人は戻りブルメは単身飛び出していく。

33話でブレーカーからウォーカーマシン・レッグを分捕りドームの外に出ていたビエルと再会、彼と行動を共にすることになる。

36話でエルチ救出に向かっていたウォーカー・ギャリアはガバン級・ウルフタイプのランドシップに助けられる。艦長はブルメ、そしてブリッジには横たわったピエルがいる、彼のブルーストーンで手に入れたランドシップだった。

この後ビエルがジロンへの協力を承諾したことでブルメもアイアンギアーに再び合流することになる。ちなみに彼のウルフタイプはかなり状態がよく整理整頓もされているとジロンが褒めるシーンがある。

船出期間、そしてランドシップの艦長になっていたりなど彼の船出は他の誰よりの規模が大きかったと言える。

5.エピソードなど

  1話でエルチの投げたナイフでヘヤーバンドを切られるが縫い合わせてその後も使い続けている。
  6話でアイアンギアーのレーダーコンパスが役に立たないことを指摘していた。
  戦闘時主砲を担当することが多く13話では新兵器ポタン砲も彼が射撃している。その際、珍しくゴーグルを装着している。
  17話では主砲まで毎回走るのを”こういうのなんとかならないの”とわめいている。
  21話でジロンとラグを探しに行く時ほふく前進でムキになって競争するシーンがある。
  27話でエルチがゲラバ・ゲラバに拉致された時一緒にいた。あとでジロンにボコボコに殴れている。
  42話でグレタ・カラスのことを”裸のおばさん”と叫んでいる。
  45話でラグにビンタされその仕返しにモロに胸を揉むシーンがある。
  49話で洗脳が解けたエルチが乗ったザブングル1号機は本来ブルメが乗るはずだった。
>>INDEXへ  >>ページトップへ
ダイク

1.基本プロフィール・性格・容姿

ダイク

サンドラットのメンバー。182cmで大柄でガッシリとした体型だが性格は穏やかで温厚な16歳。常に周囲に気を配り補佐的な役割をこなす、口数は少ないが誰にでも好かれる縁の下の力持ち。

アイアンギアー乗船後もメカニックから整備、ウォーカーマシンの操縦、砲手に至るまでオールマイティーにこなしている役に立つヤツ、戦闘中は比較的ブリッジにいることが多いようだ。

コスチュームは上半身ほぼ裸でプロテクターとアームウォーマーのみ。ボトムスはひざ丈のパンツ、ヒザにプロテクター、レッグウォーマーとブーツ全てブラウン系でまとめてある。基本ゴーグルはせず必要に応じてレッドブラウンの耳あてをしている。
アイアンギアーは29話から寒冷地に入るがそこでも上半身裸でその上に一つボタンの毛皮のコートを羽織るのみだった・・・ちゃんと着ればイイのに・・。

ちなみにホルスターは右に大型のものを一つ着けている。

2.使用銃器・マシン等

ハイ・スタンダード・モデル10-Bというブルパップ式セミオートショットガンを使用、身体と同じく大型の銃器を携帯している。

使用マシンはホバギー、12話ではザブングル1号機で出撃。しかし変形完了後ナゼか頭部が体から出てこないトラブルに見舞われている。

3.エピソードなど

  12話でチルと共にザブングル1号機での出撃の際”こうなりゃ主人公メカが出なくっちゃ”と言いつつ発進している。
  27話でキッド・ホーラとの交戦の際ジロンから”サブキャラだからな、ブリッジに行ってよ”と言われむくれてる。
  38話で洗脳のことを頭のカツラを変える感じにイメージをしているシーンがある。
  当時発売されたLPレコード”ザブングルパーティ”の特典ポスターに物語のその後が描かれている。
ダイクは髪を伸ばし頭が爆発したすごい髪型になっておりビリン・ナダと行動を共にしている様子が描かれている。
  企画書段階ではメカニックマンとして設定されていた。
>>INDEXへ  >>ページトップへ
チル
チル

1.基本プロフィール・性格・容姿

子供だけのブレーカー集団サンドラットの最年少メンバーの女の子、8歳。仲間思いで年齢の割にしっかりしており、時に鋭いことをポロッと言ったりウォーカーマシンに搭乗したりと一人前の戦士でもある。

反面泣くことも多い。子供なのに思いのほか手荒い扱いを受けることも多く1話でラグ、ブルメの二人同時に蹴られたり23話で冗談を言ったとたんラグにビンタされたりなどちょっと可哀想・・・。

身長74cmでブルーの瞳と髪、髪型は鉄腕アトムのようにツノが生えたような形状をしている。ピンクのツナギを着用しておりインナーは白やピンクのショーツのみ。

レッドブラウンのゴーグルと耳あてに首にピンクのスカーフをしている。ブラウン系のベルト、ブーツ、そして通常腰にマウントしているホルスターは背中で背負うように装着している。

そして常時ブラウン系のクマのポーチを肩から掛けている。大事なもののようで就寝の際にはベッドの脇の壁にきちんと吊り下げている。

ちなみに口癖は”シリアスね。”や”〇〇だわさ”などなど。

2.使用銃器・マシン等

使用銃器はVz.61/スコーピオン。サブマシンガンとしては最小と言ってイイ大きさだが小さい身体のチルが使うとナカナカ大きなスケールに見える、オープニングテーマの冒頭でこれを勇敢にぶっ放すシーンがある。

なおキャラクター設定の第一稿ではVz.61/スコーピオンではなく小型拳銃を携帯している設定画がある。

チルの使用マシンと言えばやはり28話から搭乗したウォーカー・ギャリアの下半身(厳密に言うと胸と下半身)にあたるマシン、ギャリー・ウィルだ。
74cmの身長のためシートに自転車用のチャイルトシートを装着している。ただペダルに足が届きにくいようであまりふさわしくないように感じたりする・・・。

ホバギーにも乗るが21話で初めて一人で操縦、それ以前はダイクのホバギーの後席に乗ることが多かったようだ。ただ物語後半ではかなりの腕前になったいた。

その他ザブングルの1号機、2号機などにも搭乗しているシーンがある。

3.ジロンとの関係

通常ジロンやダイクといることの多いチル、ジロンにはダイク以上の親しみを感じていたようだ。ただし恋愛というのではなく兄弟のようなもので彼を気遣ったり思いやったりするシーンが多々ある。
エルチとラグがジロンを取り合っているのはむしろ面白がっているフシがあったようだ。

1話ですでにジロンになついており”ジロ~ン”と泣きつくシーンがあったり10話ではジロンに女心の複雑さを説くシーンがある。
11話ではラグに”ジロンはあたいのお兄ちゃんになってくれた”と話す場面があったりなど。

27話ではアイアンギアーの整備用ゴンドラから夕食用のトカゲ釣りをしているが”最初のはジロンの!”と言っており彼を特別に思っているのが分かる。

4.エピソードなど

  20話でラグに拾われたらしい発言をしている。
  31話でダイクに”シリアスだからな”と自分の決めゼリフを取られたことがある、その後もちろん怒っていた。
  33話でチルがソルトレイクタウンでタッピ達を見つけることでマリアとの再会のきっかけを作った。
  37話ラット熱に感染したコトセットを救うためホバギーで単身ラル峡谷に向かう、このシーンは戦士としての彼女の一番の見せ場といえる。
  40話ではコントのようにカタカムとまったく同じパターンで階段落ちするシーンがある。
  41話で炎天下の中、アイアンギアーのブリッジの窓枠くで目玉焼きを作るシーンがある・・・特に誰もトガめない。
  44話ではザブングル主題歌を口ずさむシーンがある。
  45話でアーサー・ランクの全世界のイノセントに向けた人口衛星放送にジロンと共に出演した。
  当時発売されたLPレコード”ザブングルパーティ”の特典ポスターに物語のその後が描かれており大人になったチルがジロンに寄り添っている場面が描かれている~最初マリアかと思ってた・・・。
>>INDEXへ  >>ページトップへ
コトセット・メムマ
コトセット・メムマ

1.基本プロフィール・性格・容姿

2話から登場するアイアンギアーのメカニックマン兼操舵手で常に故障続きのアイアンギアーに手を焼いている。機械の整備には絶対の自信を持っており他から口出しされるのが大嫌い。
かなりのヒステリーでショッチュウわめき散らしているうるさいヒト。

身長170cmで髪は金髪、瞳はターコイズブルーで薄く青みがかったメガネをしている。一見ツナギに見えるカーキグリーンとグレーの上下を着ておりインナーは白のタンクトップを着用している。
ベルトとブーツはブラウン系でまとめておりホルスターは装着していない。

アイアンギアーではファットマンと相部屋で二段ベッドの下を使っている。

2.技術者として

ウォーカーマシンに変形するという複雑な構造のアイアンギアー、それを整備し常に戦闘に耐えうる状態に維持するのは至難の業だが(いろいろあるにせよ)運行できているのは一重に彼のお陰と言える。

5話では変形が上手く行かなかったアイアンギアーの変形を成功させ7話では旧型ウォーカーマシンセントビートタイプも修理してみせた。ただ持ち主のホッター老人に後で蹴られたりしている・・・。

技術者としてプライドを持っており23話では”私は技術者だ運転手ではない”とザブングル搭乗を拒否するシーンがある。

26話では自分のベットの下のカバンから書きためた設計図をジロンに見せている。惑星ゾラではマシンはイノセントから購入するものだが買うのだけではなく自らの手でマシンを作ろうとしていた。

彼もジロン達同様に技術者としてだがイノセントのやり方に疑問を感じていたひとりだった。

3.ラット熱

コトセットがラット熱に感染する37話は彼が”主役”と言ってイイ活躍を見せる。

最後は身体が腫れ上がって死に至るラット熱に感染し正気を失いアイアンギアーのブリッジの計器を破壊するコトセット。
キャローン・キャルのレッグ、ドラン隊の迫る中マリアによる治療が続けられる。
そしてキャローンのレッグがアイアンギアーにブリッジに取り付いた際、正気を取り戻した彼がレッグを振り落としアイアンギアーを変形させドラン2機を破壊するという妙にかっこいい彼にとってはオイシイ内容になっている。

3.エピソードなど

  2話で当時敵であったジロンに拳銃を間違えて貸し与えてしまう。
  4話で声優が代わる(岡和男→広森信吾)がここからヒステリー傾向が強くなったように感じる。
  13.14話で遭遇するイノセントの”光の昇天”は半年に一度であることを知っていた。
  17話ではハナワン族のゲンナをおびき寄せるためプロポピエフ演出でメイクを施し”悪の魔王”を演じる。ジロンたちには隠れた才能と絶賛されていた。
  26話で気絶したエルチを介抱する際彼女の露出した胸にトギマギするシーンがある。
  33話ではカタカムに怒りオオカミに変身し通信マイクを食べてしまうシーンがある。
  35話でファットマンに対し彼の必殺技スパナ投げ!
  40話でカタカムから至近距離で発砲された際メガネがずれ”びっくりするとメガネがずれませんか~”とつぶやく。
  43話では同じアイアンギアー級であるギア・ギアとの戦闘で巨大ウォーカーマシン戦を圧倒的な操縦技術で勝利した。
  48話で暴れるエルチを押さえ込んだ際胸に顔をうずめてちょっと喜んでるシーンがある。
  49話でエルチの洗脳が解けたことを知ってラグに抱きつきキスまでして喜んでいた。
  49話でジロンに”今更主人公らしく死んだってカッコつかんぞ~”とわめいていた。
  50話ではアイアンギアーをジャンプさせる!その際”マンガだからね~”とぶっちゃけてた。
>>INDEXへ  >>ページトップへ
ファットマン
ダイク

1.基本プロフィール・性格・容姿

アイアンギアーでエルチのボディガードの役割を果たす無口な男、22歳。
身長187cm、序盤は言葉を発することもほぼ無く腕を組み冷たい印象であった。しかし中盤以降は無口ながらも優しい性質で主人であるエルチに忠誠を誓う人間味溢れるいいヒトであることが分かってくる、なかなかおいしいヤクドコロの人である。

強靭な肉体を持ち”野生の嗅覚”のようなものがスゴイ人で中盤イノセントにさらわれたエルチを勘で連れ戻しに行くシーンなど尋常ではない運動神経を見せる。

異常な身体能力でウォーカーマシン相手に素手で戦える。34話ではカプリコタイプを投げ飛ばすという尋常ではないシーンがある。そのほか垂直面を駆け下りたりなど常識はずれのザブングルでも他を寄せ付けない凄まじさである。

上半身は裸でショルダーホルスターをしておりボトムスは膝までのモンペのようなパンツに地下足袋のようなブーツ、全体的に渋い茶系で揃えている。
それ以外に21話で全身赤の鼓笛隊のような正装をするシーンがあり後にエルチを迎えに行く歳はこの服装にショートスキーを履いて出かけることになる。

2.使用銃器・マシン等

高い身体能力のためかなんでも強引に乗りこなしてしまうようだ。基本アイアンギアーでコトセットの補助で操舵手したりとブリッジ内でキリモリしている。
中盤以降はウォーカーマシンも使用するようになる。トラッド11のほかザブングル、ウォーカー・ギャリア、カプリコタイプなども使用、それ以外では1、2話でホバージープを運転しているシーンもある。

基本使用しないが脇の下のホルスターにはK&SYイラプション・ショットガンが携帯されている。

3.エルチ・カーゴとの関係

エルチにボディガードとして常に寄り添い命がけで守る忠誠心を見せるファットマン、そのキッカケは34話の回想シーンで語られます。

6年前のファットマンはギラン鉱山での強制労働中そこに現れたエルチに金10枚で買われるのです、当時ファットマンは16歳、エルチは10歳でした。彼はその時の恩を忘れず彼女に一生忠誠を誓うのです。

34話で昔3km離れた場所でエルチが川に落ちたのを駆け付けて救ったことがあるとコトセットが語るシーンがあることからも彼の〇〇が感じられます。
そういうわけで物語序盤、エルチが機嫌が悪くファットマンを殴ったりマイクをブツけたりするのにも耐えてます・・・・。

27話でエルチがイノセントにさらわれた後ファットマンは彼女を連れ戻すためついに34話でアイアンギアーを飛び出します。その時彼女の服もナゼか持参していきます。
その後35話でも飛び出しこの頃から彼と同じくエルチを心配するジロンと行動を共にすることが多くなります、ナカナカ馬が合うようです。
38話では接近するギア・ギアにエルチが乗っていることを嗅覚で感じ取る場面もあります。

イノセントの最新技術で洗脳されアイアンギアーの敵となってしまうエルチに涙するシーンや洗脳の治療で苦しむエルチに花を差し出すなどなど、47話では洗脳を解こうと催眠術のまねごとしたりとケナゲな面を見せます。

最終回ではXポイントでエルチのザブングルが大型ミサイルの爆発に巻き込まれそうになるのを安全な場所まで押し出す!?という思いがこもったシーンが登場します。
これによってファットマンは死亡・・・と思われていましたがラストにさっそうと登場、ジロンからエルチをサッと奪ってしまいます。

そして当時発売されていたレコード”ザブングル・パーティー”のイラストではエルチと結婚し子供も設けている様子が描かれていたりしますね。

4.コトセットとの関係

アイアンギアーの”メカニック兼操舵手”であるコトセットとも一緒にいるシーンが多くあります。部屋も彼と相部屋で二段ベッドの上がファットマン、下がコトセット。
そしてお決まりのようにアイアンギアーがウォーカーマシンに変形するときのレバー操作はファットマンがしているケースが多いようです。

そして35話でエルチを探しにアイアンギアーを出ようとするファットマン”アイアンギアーもエルチお嬢さんの持ち物、守りぬいてお嬢さんを迎える気にならんのか”とまじめに苦言を呈される場面もある。

3.エピソードなど

  17話ではコトセットと共にプロポピエフの筋書きのもと悪人を演じた。
  声優さんはナレーションとティンプとファットマンの3役を担当、ファットマンは行動に筋が通っていて一番好きでフレストレーション無く演じられたそうです。
  39話ではミサイルに捕まって飛んでいってしまうシーンがある。
>>INDEXへ  >>ページトップへ
プロポピエフ・サンドーラ
ダイク

1.基本プロフィール・性格・容姿

劇団、プロポピエフ一座の座長、40歳。”文化の花を咲かせる”ためエルチがまるごとアイアンギアーで雇っている旅一座の座長である。

身長173cm、ジロンより背が高いがひどい猫背のため低く見える。かなり痩せており物腰が柔らかく気弱そうなヒト。服装は白の上下に赤のベストを羽織っており靴とベルトはグレーである。時々グレーのストールを巻くときもある。
葬儀などの際はワインレッドのスーツに帽子というカッコになる。

妻はプロポピエフ一座の劇団員ラブリー・ローズ(ローズ・サンドーラ)、12歳年下でかなりの年の差カップルである。気弱な彼も13話では彼女をピュルマ(クロヒョウのようなネコ科の動物)からを身をテイして守ろうとしたほど仲の良い夫婦である。

アイアンギアーに居ることで不本意ながら戦闘に参加、4話ではキャリングにウォーカーマシンに乗せられそうになったり10話では初めて銃を手にすることになったりとテンテコマイな場面が多く見れてる。


度々ラブリー・ローズからアイアンギアー降りることを促されるが義理堅いのかジロン達に協力していく優しいヒト。

2.座長・劇作家として

アイアンギアーお抱えの一座として各バザーでテント状の芝居小屋を建てその都度公演を行なっている。
そのため時間があるときは劇団員達にラインダンス等のレッスンすることを忘れない。ただエルチとはやりたい方向性が違うのか彼女の前では堅苦しい内容の人形劇などの練習をしているふりをしている。

公演は割りと好評なようで8話で開演が待てない客がクレームを言うシーンがある。

17話ではジロンの依頼でハナワン族のゲンナをおびき寄せるためコトセットを主役に一芝居打ち劇作家としての本領を発揮するシーンがある。
9話でマリアの孤児院、48話ではエルチの洗脳を解こうと人形劇を公演して見せていた。

その他、5話のキャリング、41話のカタカムの葬儀の際には文化的に取り仕切ってみせた。

3.使用銃器・マシン等

プロポピエフ一座専用のトレーラーを所有している。当選武装は一切されておらず外ボディには派手なペイントがされている。
荷台の側面が開き即席のステージにすることが出来る機能もあった。

3.エピソードなど

  10話で声優が代わる。(斎藤豊次→龍田直樹)
  アイアンギアークルーへのケガや病気の治療に当たることもある。
  ナゼか倉庫で寝泊まりしている、ちゃんとした部屋を与えられていない。
  器用なようで30話で一輪車の乗るシーンあり。
>>INDEXへ  >>ページトップへ
キャリング・カーゴ

1.基本プロフィール・性格・容姿

交易商人(運び屋)の実力者の一人でエルチの父親、年齢50歳。

物語はアイアンギアーとザブングルをイノセントから手に入れたところから始まる、調子が悪く変形の上手くいかないアイアンギアーに常にヤキモキし事あるごとにコトセットをセッついていた。

ゴリ押しの強い性格だが娘のエルチには甘い、ジロンのザブングル捜索に参加しようとするのを危ないからと制止する場面があったりする。
残念ながらエルチからはその性格と汚いことをやってでものし上がろうとするやり方から好かれてはいない。

身長は160cmと結構小柄、カップクのよい体型にハゲ頭に口ひげを生やしている。ウエスタン調のファッションが好みなのかウエスタンハットと黒のベストを着用、ブリッジなどではガウンを羽織ったりと運び屋っぽくない格好をしている。

登場回は1話~4話。4話ホワイトキャニオンでのグロッキ一家との戦いのでアイアンギアーのブリッジから転落、甲板に落ち死亡する。5話でゾラでは珍しく葬儀が執り行われた。

2.運び屋として

惑星ゾラではビックマンに次ぐ実力者でカーゴ一家の長である。非常にワンマンでノシあがるためにアクドイ事も常時やっていた。バザーでロックマン、ブレーカーなどに売ったものを手下のブレーカーに襲わせ取り戻し再び商品とするなどなど・・・2話でキャリングのバザーに来ていたロックマン、ザイラーが”キャリングっていうのはそういう奴だ”と発言するシーンがある。

部下からは”だんな”と呼ばておりブレーカー達のまとめ役だったキッド・ホーラは彼のわがままに対応するのが大変な様子だった。
4話ではブレーカーではないプロポピエフや踊り子たちに操縦をその場で教えウォーカーマシンで出撃させようとしたりと非常に強引なこともしている。

またお金にはセコイようで3話でザブングルの懸賞金を3000ギャラント出す際、非常にうろたえていた。ちなみに1000ギャラントはキッド・ホーラにピンハネされている。

3話でザブングルのことを”イノセントにトリ行ってやっと手に入れた”と語っておりアイアンギアーも同様にして入手したものと思われる、欲深く俗っぽい人物である。

3.エピソードなど

  4話ホワイトキャニオンの東側でザブングルを壊させないためジロンとティンプの決闘を手引きするシーンがある。
  9話に登場したダブリングタウンには彼が出資した給油所がある。
  45話で登場したエルチのランドシップに彼女はキャリングの名を付けている。
>>INDEXへ  >>ページトップへ
ガルロとマーレとハイヤ

3人ともサンドラットのメンバー。ガルロは企画書段階では13歳となっているが本編において反映されたのかは不明。
ガンダムのブライトさんのように白目がなく通常のゴーグルは使用せず耳あての部分のみを使用している。

マーレと恋人同士でトラッド11搭乗時には一緒に乗り込む。しかし32話でブルメが家出した際はマーレは参加したのに彼は不参加だったりイマイチ関係がはっきりしないトコもある。
地味に愚痴るタイプで34話でアイアンギアーのメニュー”鹿肉のシチュー”に飽き飽きしており文句を言ってプロポピエフに諭されているシーンがある。
声がキッド・ホーラと同じ。

マーレはポニーテールで結構色黒の女の子でサンドラットメンバー。企画書段階では14歳となっている。武器に精通しているようでショットガンの使い方を解説するシーンがある、
ガルロ同様マーレも割りと暗いです・・・。

ハイヤは企画書では16歳となっている。極度の近眼で強い度付きのゴーグル使用している。左利きでゾラでは珍しくジーンズを履いている。
ガルロとマーレが暗くぼやくのに対してハイヤは明るくぼやく感じで脇役であることを意識したセリフが多い。
24話で弾を打ちながら”俺は当たらないようになってるんだろうな主役じゃないから”と言ってみたり40話では”脇役だもんな~”42話では”不公平だよ~なんで俺たちやられるだけで活躍できないの~”などイイ感じで脇役をエンジョイ?してる印象。
31話では一旦エルチを保護するが再びさらわれジロンに激怒される場面がある。ウージーSMGというサブマシンガンを背負っている腰のホルスターにはS&W M586というリボルバー拳銃を携帯している。

3人とも脇役をらしく全体的にジミな色合いのコスチュームでメインキャラクターのジャマをしない大変ワキマエたキャラクターである。
当初アイアンギアーを乗っ取る計画があったためラグの指示で機関室でメカニック担当になっている。最終的にはベテランの粋に達しており34話でガルロが”アイアンギアーの心配はするな、こっちは俺たちで何とかなるさ”や48話でもザブングル発進時に整備がなされていることにラグから礼を言われるシーンがある。

3人とも2話から登場、1話でのジロンとの出会いシーンでは登場していない。

>>INDEXへ  >>ページトップへ
ラブリーローズ

本名ローズ・サンドーラ、プロポピエフの奥さん。プロポピエフ一座の踊り子で28歳、いつも肩を出した赤のドレスを着用している。
その格好で戦闘になどにも仕方なく参加している・・・他に服は持ってないのでしょうか??

12歳年上の弱々しいダンナを支え10話では戦うべきとを彼にサトし自らも銃を取るなどシッカリした人。反面ダンナにアイアン・ギアーを降りたいとグチってみたりと弱いとコト持ち合わせていた。
意外に夫プロポピエフのことを立てる良いオバサンである。

>>INDEXへ  >>ページトップへ
キキ、ルル、ミミ

プロポピエフ一座の踊り子の3人。彼女たちも嫌々ながら戦闘に参加・・・しかし踊り子の衣装にかつらに厚化粧というカッコで主砲を撃ったりと戦闘にヘンなイロドリを加えてた人達。

常に行動を共にしキキは実はオカマで身長が170cmもあったりする・・・しかし一番女っぽく30話でカタカムの部下のイイオトコの皿に肉を大盛りにしたりと可愛い描写もあった。

>>INDEXへ  >>ページトップへ
 
Copyright (C) 2012 Tinami All Rights Reserved.
プロバイダキャンペーン情報